ハノイで消せるボールペンは使用禁止です。in ベトナム

スポンサーリンク
ご注意

当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

先日、ベトナムはサイン文化という記事を書きました。

 

青ボールペン必須!ベトナムハノイはサイン文化です!! | ベトナムハノイのいろいろ
ハノイは、サインの文化です。 ハノイはサインの文化です。 当然、印鑑というのはありません。印鑑は日本独自の文化ですね。 どこでもかしこでもサインが求められます。 駐在中も、数えきれないほどのサインをしました。 そこでサインのポイントについて

ベトナムハノイは、サイン文化なので、日本で使えるけど、使えないものがあります。

それがフリクションボールペンに代表される、消せるボールペンです。

消せるボールペンが使えない理由

サイン文化のハノイでは、サインが全てです。

しかし、サインを消すことができると、契約したものをなかったことにするなど、一度サインしたものを消されるといった悪用される可能性があります。

 

そして、社会安全に影響を及ぼす可能性があります。

そのためフリクションボールペンは、輸入規制となっております。

VietJoの2015/04/21の記事がコチラ。

財政省はこのほど、温度変化によって色が変わるボールペン、いわゆる「消せるボールペン」の輸入規制に関する具体的な規定を設けるよう商工省をはじめとした関連省庁に提案した。ベトナム国内で「消せるボールペン」として流通しているのは、主にパイロット社製「フリクションボール」シリーズだ。
財政省によると、全国の税関当局では最近、「消せるボールペン」を大量に輸入しているケースが度々見つかっている。同省は、もし「消せるボールペン」がベトナム国内で普及し悪用されれば、社会安全に悪影響を及ぼしかねないとして、かねてから輸入規制が必要との方針を示していた。こうした懸念から、同省は現在、全国の税関当局に対し、当該商品の輸入手続きを行わないよう指導している。
2015年4月初め、ホーチミン市税関局は、ある企業が「消せるボールペン」200本を輸入したのを発見し、発送元に送り返した。同市税関当局が「消せるボールペン」を発見したのは今回が初めてではない。2013年9月にも日本から発送された郵便物から4670円相当のパイロット社製「フリクションボール3」を発見している
財政省、日本製の「消せるボールペン」の輸入規制を提案[社会]
財政省はこのほど、温度変化によって色が変わるボールペン、いわゆる「消せるボールペン」の輸入規制に関する具体的な規定を設けるよう商工省を...

フリクションボールペン売り場

私が駐在当初の2015年の年初は、ハノイの文房具屋で売っておりました。

しかし、2015年末には売り場から消えておりました。

その後は、フリクションボールペンは見当たりませんでした。

日本から持っていくのは・・・?

2015年当は、日本出発便のノイバイ空港到着後の荷物検査はほとんどありませんでした。

到着後、荷物検査をされるのはベトナム人がほとんどでした。

しかし2018年ごろでは、日本人も到着後、X線の検査を受けるように指示されました。

たばこの持ち込み規制も強化されたための影響か、年々厳しくなっているようです。

フリクションボールペンは便利ですが、ベトナム国内に持ち込まないにこしたことはないと思います。

郷に入っては郷に従えという言葉ある通り、

サイン文化を壊しかねないものは使わないでおきましょう!

広告

まとめ

  1. ベトナムではフリクションをはじめとする消えるボールペンは使用禁止
  2. ベトナムはサイン文化である。
  3. 消えるボールペンは悪用される可能性があるため
広告