ベトナム人にとっても、最も重要な、そして心待ちにするイベントがテト、旧正月です。
さて、この旧正月、日本人にとっては、あまり意識することない期間であるため、
最も、日本人とベトナム人の感覚が違うところの一つといっても過言ではありません。
テトとは
ベトナムの旧正月のことです。1月~2月の間にあり、毎年この期間は異なります。
各年のテト期間は以下の通りで、バラバラです。
2015年 2月15日~2月23日
2016年 2月 6日~2月14日
2017年 1月27日~2月 5日
2018年 2月14日~2月20日
2019年 2月 2日~2月10日
2020年 1月23日~1月29日
2020年のテト期間は、2019年10月8日に決まりました。結構ぎりぎりに決まります。
テト期間中の渡航で覚悟すべきこと
ベトナム人にとって、テト期間はもっとも重要な期間であるためほとんど人が働きません。
本当に働きません。働いていても浮ついていて、ほとんどの人が真面目に仕事してません。
日本は旧正月は関係ありませんのでバリバリ働いておりますので、仕事を止めるわけにもいかず、ベトナム人に給料を5倍出すと話しても、ほとんど仕事には来てくれませんでした。
日系企業にとっていつも悩むところとなります。
そんなテト期間で起こることがコチラ。
1.タクシーはほとんど走っていない。まずつかまらないと思った方が良い。
2.飲食店はほとんど閉まっている。仮に開いていてもテト期間中ということで通常より高価。
3.ホテルのルームクリーニングも隔日へ。
4.ホテルのレストランも休み
5.当然、美術館等々の観光場所も休み。行き場所全くなし。
ほぼひきこもることしかできなくなります。
日本でのお正月は1月1日でも、お店が初売りセールなどで福袋を買ったりなど街が賑やかですが、
そのような習慣はベトナムにはなく、みんなお寺などのお参りに行きます。
全く文化が違う。
郷に入っては郷に従え。
そんな言葉が頭の中を駆け巡る日々でした。
1月~2月の渡航、旅行をお考えの方は、通常の1/10も楽しめない可能性が高いので、
渡航時期を見直されることを強くオススメします!
追記
コロナの影響でテト時の対応も変わりました。コロナ禍の21年のテト時の対応はコチラの記事からご確認ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。