海外単身赴任の準備で重要なのものは色々ありますが、一番重要といっても過言ではないのが家族との連絡手段の確立です。
突然伝えられた海外単身赴任生活。
自分自身も不安ですが、家族も不安になります。
その不安を少しでも取り除ければと、私自身の経験をご紹介します。
私は、海外単身赴任経験者です!
国際化の波にのまれ、海外で単身赴任生活を余儀なくされる方も多くなっているかと思います。
私も2015年から4年間、ベトナム・ハノイで海外単身赴任生活を送っておりました。
そこで、海外単身赴任生活(ベトナム)にあたり家族との連絡方法についてご紹介します。
ご自身、家族の寂しさを少しでも解消できる一助となれば幸いです。
家族と連絡で必要なもの
私が海外単身赴任で家族との連絡で必要なものとしてあげるとすれば、この2つです。
1. Sim Free 携帯電話
2. i-Pad
最後まで読んでいただきありがとうございました。
そして、オススメのテレビ電話アプリは Face time です。
家族との通信・連絡
家族との通信手段としては、電話かインターネット、手紙などになりますが、
言わずもがなですが、ここはやはりインターネットでの連絡をオススメします。
そしてそれには冒頭にありました
1. Sim Free 携帯電話
2. i-Pad
が必要です。
それではこれらの必要性をご紹介します。
Sim Free 携帯電話
Sim Freeの携帯を購入することで、ベトナムでSimを買ってそれを使うことができます。
そのまえに、Simを知らない人のためにSimをご説明します。
Simとは、Simカードのこと
Simは、正式名称Simカードといいます。
このSimカードに電話番号などの情報が入っております。
みなさんがお持ちの携帯にもSimカードは入っております。
Simカードは電話番号などの情報を持っているカード、
携帯・スマホ本体は、通信をする機器とご理解ください。
例えば太郎くんのSimカードを花子さんのスマホに差し替えると、そのスマホは太郎くんの番号番号で電話を受信することになります。
Simフリーとは、Simロックがされていないこと
キャリアと呼ばれるDocomo、au、SoftbankなどがこのSimをロックしております。
なので、Simを勝手に抜き差しさせないようにしております。
これをSimロックと言います。
このSimロックは勝手にユーザーが逃げないように、キャリアが設定するためのものです。
そして冒頭説明したSimフリー携帯は、このSimのロックがかかっていない携帯です。
このSimフリーの携帯は、3大キャリアのところに買いに行っても売ってくれません。
当然ですよね。
Simをロックして、客を確保しているので、Sim フリーの携帯を売ってくれません。
Simフリー携帯(iPhone iPad)が売っているところ→Apple store
Simフリー携帯は、インターネットでも売っております。
Apple製品であれば、Apple shopで買うことがオススメです。
なぜSimフリーが必用なのか→国によってSimを差し替え使用するから
海外赴任をすると、携帯電話は赴任先と、帰国後日本で使用する場合があります。
その場合、各々の国で使える携帯を2台持ちする場合もありますが、電話帳など一元管理したいものです。
Simフリー携帯を使用していれば、ベトナムではベトナムで使えるSimを、日本では日本で使えるSimを差し替えることで、どちらの国でも使うことができます。
そんな面倒なことはしなくても、日本のSimで海外も繋がるよという方もおられるかもしれません。
確かに日本の3大キャリアの携帯を海外に持っていっても、これらのキャリアが現地の電波を使用して通信が可能です。
ただ、これは十分にお気をつけください。
日本のSimを海外で使用した場合、高額請求される可能性があります。
その額もたった数日しか使っていないのに15万円とかになったりします。
通信費が非常に割高であるにもかかわらず、青天井であることから、このようなことになります。
この海外での通信費のトラブルはよく聞きます。
海外赴任される方は、数日ではなく、年単位で行くことになります。
日本のSimを海外で使用し続けると破産しますので、海外赴任先でSimを買うことは、必須となります。
海外赴任先でも、日本でもSimさえ差し替えれば同一携帯が使用できるため、海外へ持っていく携帯は、Simフリー携帯をオススメします。
ベトナムの電話会社
ベトナムには主に3つの携帯会社があります。
(1)Viettel
(2)MobiFone
(3)VinaPhone
Viettle, MobiFoneがTOP2で、それについでVina Phoneです。これら3社でSimを購入することができます。
ノイバイ空港(ハノイ郊外にある国際空港)でもこれらSimは購入できますが、ハノイの中心に行って支店がありますので、そちらで購入したほうが安いようです。
ちなみに、私はViettelを使用しておりました。
テレビ電話 iPad
海外単身赴任生活では家族との連絡が必須です。
そして、テレビ電話が非常に便利です。
相手の顔を見れることで安心もしますし、子供の成長も見れます。
ただし、その通信の準備をなくして連絡はできません。
海外赴任前は手続きなどで忙しいですが、この通信の準備を後回しにすると後が大変です。
特に連絡先の相手・家族がパソコンなどの通信に疎かったりすると、調整・設定するのが大変です。
通信手段だけは、日本で確認しておく必要があります。
テレビ電話用のオススメアプリはFaceTime
Line, Skype, Face timeなどテレビ通信手段がありますが、一番のオススメが、Face timeです。
赴任当時、Line, Skype, Face timeを試しましたが、画像がきれいで、映像が安定していて、ストレスないのがFace timeでした。
画像が悪いや途中で音切れなどするとストレスになります。
Face timeはApple製品、iPhoneやiPadでのみ使用可能で、Androide携帯では使用できません。
Face timeであれば、iPhoneでも使用可能です。
ただ、画面が小さいと、それはそれでストレスになります。
おそらく数年となる海外単身赴任生活、なるべくストレスは減らしたいものです。そのためにもiPadを購入することをオススメします。
購入するiPadもSimFreeを選ぶ
購入するiPadも、セルラーのSim free版を購入することをおオススメします。
理由は、上記で書きましたが海外のSimカードも使用できるからです。
もし、Wifi環境下でしか使用されないということであれば、Wifiモデルをご購入ください。
ベトナムでの通信費
Sim Freeのi-Padは購入しても、新規でSimを買った場合、通信費用が高額になるのでは・・・?
という疑問が出てくるかと思います。
ご安心ください。
ベトナムでは、Simの価格、および通信費がめちゃくちゃ安いんです。
私が使用していたViettleは、
5GB/月で年間500,000VND(2,500~3,000円)です。
1ヵ月でこの価格ではなく、1年でこの価格です。
日本であれば、空港で売っている日本国内で使用できるSimは7日間でこれぐらいの値段がします。
日本とベトナムでの携帯の通信費はケタが違います。
なので、セルラータイプのSim Free版がオススメです。
Wi-Fi in ベトナム
ベトナムが日本より優れているところといえば、Wi-Fi環境です。
ハノイであれば、至るところのホテル・Cafe・料理屋でWi-Fiが使えます。
ここが日本と異なり、日本が非常に遅れているところです。
日本でWi-Fiをつながるところを探すのは苦労します。
またWi-Fiを使えたとしても、通信速度が遅かったり。なかなか繋がらなかったり。
でも、それは日本だけ。
東南アジア圏も都市部であれば、たいがい、Wi-Fiはどこのホテルでもだいたい使えます。
お互いWi-Fiが使えれば、追加通信費用 0円で日本とベトナムで連絡が取れます。
日本に残す家族へ大切なこと
これから海外赴任される方は、生活が大きく変わるので大変ですが頑張ってください。
ただ、忘れていけないことが一つ。
海外単身赴任の場合、日本に残された家族も大変です。
大人1人であれば、海外でもなんとかなるものです。
残された家族、特に奥さんは、家や子供などから、年賀状などの細かいことまですべて実施することになります。
特に奥さんは家族に関する判断・決断・実行のほぼ全てをお願いすることになり、相当な負担ががかかります。
自分のためだけではなく、家族のためにも、通信手段の確保は重要です。
お金はかかりますが、この通信に関しては、事前に十分に準備されて行かれることをオススメします。
ちなみに、私は自分用と家族用で、iPadを2台購入しました。
確かに、iPad2台は高かったですが、それ以上の価値が十分にありました。
これからの海外赴任の助けになればと思います。
まとめ
1.海外赴任となれば、家族との連絡が最重要
2.オススメ通信機器は、Sim Free iPhone・iPad
3.Sim Free iPhone・iPadはApple shopで購入可能
4.オススメアプリは、Face time
5.お互いWi-Fiが使えれば、追加通信費用 0円で日本とベトナムで連絡が取れる。
併せて海外単身赴任で必要なものをコチラに掲載しておりますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。