海外赴任を控えた方必見!
海外赴任が決まった方、急な異動で準備期間が短い方も安心してください。
今回の記事では、発展途上国から経済国まで、赴任先の特性に応じて必要な持ち物や現地で調達できるもの、そして赴任前にやっておくべきことを詳細にまとめました。
特にベトナム・ハノイでの経験を基に、実際に役立つ情報をお届けします。
スムーズな海外赴任のために、ぜひチェックしてください。
自己紹介
初めまして!私は2015年にベトナムのハノイに赴任し、4年間を過ごしました。
当時のTOEICの点数は375点で、正直なところあまり自信がない英語力でしたが、何とか乗り切ることができました。
家族を連れて行くこともできましたが、小さな子供がいたため、私は単身赴任を選択しました。
この経験を元に、海外赴任で必要だったもの、日本で買わずに現地調達できたもの、そして赴任前にしておくべきことをまとめました。初めての海外赴任で不安な方、必見です!
海外赴任で必要であったもの
パスポートとパスポートのコピー
パスポートは海外渡航の必須アイテムです。
コピーを自分用と家族用に持っておくことも重要です。
パスポートを忘れると渡航できませんので、必ずチェックリストに加えてください。
また、万一紛失した時にパスポートナンバーがあると再発行がスムーズになりますので、コピーを取って持参しましょう。
旅行先ではパスポートがなくならないように金庫に保管するなど、保管方法を明確にしておくことが重要です。
絶対忘れてはいけないものほど忘れがちになりますのでご注意ください。
航空券 e-ticket
航空券も渡航の必需品です。
特に海外のe-ticketはA4の紙に印刷されたもので、他の書類と混ざりやすいため、しっかりと管理してください。パスポートと同様に渡航のための必需品ですので、忘れないように注意しましょう。
航空券のe-ticketはA4の他の紙とまぎれやすいので、紛失に注意
書類ケース
海外転勤となると、申請などで必要な書類などが出てきます。
これら書類はひとまとめにしておかないと、わからなくなってしまいますので、持ち運びできるぐらいの一つのファイルにまとめておくのが良いです。
電子辞書
英語力に自信がない場合、電子辞書は非常に便利です。
携帯電話がすぐに使えるとは限らないため、独立して使える電子辞書を持っておくと安心です。
特に、単語一つでコミュニケーションがスムーズになることも多いため、重宝します。
ベトナム語の簡単なフレーズも覚えておくと現地でのコミュニケーションが円滑になりますので、電子辞書にベトナム語の辞書も入れておくとさらに便利です。
医薬品関係
ケガや風邪などの際、現地でも薬は購入できますが、日本の薬の方が安心です。
絆創膏、消毒液、胃腸薬、風邪薬、目薬、体温計、熱さまシート、バファリンなどの常備薬を医療ボックスにまとめて持参することをお勧めします。
特に100ml以上の液体ものは機内に持ち込めないため、事前に郵送するか手荷物として預けてください。
現地の薬局で購入する場合、薬の成分や用法が日本と異なるため、使用に不安を感じることもあります。
そのため、日本の薬を持参しておくと安心です。
歯ブラシ
現地で購入することもできますが、日本の歯ブラシの方が使いやすいです。
ベトナム製の歯ブラシはヘッドが大きく使いにくい場合がありますので、日本でまとめ買いして持参することをお勧めします。
また、電動歯ブラシを使用している場合は、替えのブラシヘッドや充電器も忘れずに持参してください。
現地で購入できる歯ブラシの品質が気になる方は、日本製の歯ブラシを多めに持って行くと良いでしょう。
日用品
剃刀・毛抜き・爪切り・綿棒など衛生商品も、現地でも売っております。
いざという時に必要ですので、日本で揃えて医療ボックスの中にでも入れておくと安心です。
現地でも揃えられるので、100均で携帯用のものを買って携帯するだけでも十分です。
文房具
ボールペン、ハサミ、ガムテープ、油性マジック、輪ゴム、ドライバー、精密ドライバーなどは一式揃えておくと便利です。
特にサインに必要な青ボールペンは必須です。
現地で購入するよりも日本のものを持参する方が品質が良く、安心です。
また、ノートやメモ帳、付箋なども持参すると仕事や日常生活で役立ちます。
ベトナムでは書類にサインを求められることが多いため、青ボールペンは多めに持って行くことをお勧めします。
本・電子書籍
休日にリラックスするために本を持参するのも良いですが、嵩張るため電子書籍を利用することをお勧めします。
Kindleや楽天KOBOなどの電子書籍リーダーを使えば、ネット環境があればいつでも新しい本をダウンロードできます。
電子書籍ならば、場所を取らずにたくさんの本を持ち歩けるため、読書好きには特にお勧めです。
また、現地の図書館や書店で日本の本を手に入れるのは難しいため、日本からお気に入りの本をダウンロードしておくと便利です。
Kindleや楽天KOBOの電子書籍はオススメ。
充電池
現地で電池を購入することもできますが、品質に不安がある場合はエネループなどの充電池を持参すると便利です。
海外対応のAC100V-240Vの充電器を購入しておけば、現地での使用も安心です。
また、USBポートが多い充電器やモバイルバッテリーも持参すると、外出先での充電に困りません。
特にスマートフォンやタブレットを頻繁に使う場合は、モバイルバッテリーがあると非常に便利です。
エネループ仕様
名刺ホルダーなど100円均一で手に入るもの
100均で手に入る名刺ホルダーも持参すると便利です。
ビジネスカードを整理しておくことで、タクシー運転手に見せるだけで目的地に連れて行ってもらえます。
現地で出会った人々の名刺を整理しておくことで、後々の連絡先管理が楽になります。
また、名刺交換の際には日本の名刺を多めに持参することをお勧めします。
ベトナムでは名刺交換がビジネスの基本となっているため、多くの名刺を持って行くと良いでしょう。
ちなみにベトナムにもダイソーがあります。
しかし1つ200円~250円程度しますので日本で購入していく方が割安です。
ベトナム・ハノイ ホテルチェックイン時にすること→ホテルのビジネスカードを持っていくこと
渡航前に、100円均一でぐるっといろいろな商品を見てみるといいかも。
ゴルフグッズ一式
ベトナムではゴルフが盛んですが、ゴルフ用品は高価です。
ゴルフをされる方は、日本でグッズを揃えて持参することをお勧めします。
特にゴルフクラブやゴルフボール、ウェアなどは日本で購入しておく方が安心です。
ベトナムのゴルフ場は美しい景観が魅力ですが、用品の品質にこだわる方は日本から持って行くことをお勧めします。
また、ゴルフシューズも忘れずに持参してください。
Sim Free携帯電話
現地で携帯電話を使用するためには、Sim Freeの携帯を持参すると便利です。
赴任先でSimカードを購入するだけで、すぐに使えるようになります。
日本のキャリア携帯では現地での使用が難しい場合があるため、Sim Freeの携帯を準備しておくと安心です。
また、現地での通信プランを確認し、最適なプランを選ぶことで通信費を抑えることができます。
日本への一時帰国のときも、1週間日本国内で使用可能なSimなどが空港などで売っております。
そちらを使うことで日本国内でも携帯を使用することができます。
今持っているキャリア携帯はどうするかお考えの方、コチラの記事をご確認ください。
海外赴任 今持っている携帯はどうする!?
Sim Free iPad (日本の家族と連絡用)
家族との連絡には、テレビ電話が便利です。
iPadを持参することで、Wi-Fi環境下でLineやFaceTime、Skypeを利用して連絡を取ることができます。
画面が大きい方が見やすく、ストレスが少ないため、iPadのSim Freeモデルをお勧めします。
また、iPadは電子書籍を読むのにも便利で、旅行中や移動中の暇つぶしにも最適です。
さらに、現地での情報収集や地図の確認にも役立ちます。
iPadは高いですが、買って損なし!
除湿機
南国の湿気対策には除湿機が欠かせません。
服がカビないようにするためにも、除湿機を持参すると良いです。
日本で購入した除湿機を使用する場合は変圧器を通して使用することを忘れないでください。
また、除湿機以外にも除湿剤や乾燥剤を持参すると、クローゼットや収納スペースの湿気対策にも役立ちます。
特に雨季がある地域では湿気対策が重要ですので、十分な準備をしておくことをお勧めします。
VISA取得
渡航先の国と滞在期間によってはVISAが必要です。
ベトナムでは15日以内の滞在であれば不要ですが、それ以上の場合はビザが必要です。渡航前に確認し、申請に必要な書類を準備してください。
ビザの申請には時間がかかることがあるため、早めに手続きを進めることが重要です。
また、ビザの種類によって必要な書類や手続きが異なるため、詳細を確認し、適切な手続きを行ってください。
ビザの申請には時間がかかる可能性がありますので、前もっての準備を
海外で使用できる銀行口座の開設
現地での資金調達に便利なCITIバンクなどの海外対応の銀行口座を開設しておくと良いです。
日本円を入れておけば、現地で現地通貨を引き出せるため便利です。また、クレジットカードの海外利用も考慮し、手数料や交換レートを確認しておくと良いでしょう。
現地でのATM利用や送金の手間を省くためにも、事前に銀行口座を準備しておくことをお勧めします。
青汁などの野菜をとれるものやビタミン剤
海外では外食が多くなりがちです。
栄養バランスを保つために、青汁やビタミン剤を持参して健康管理をしましょう。特に野菜不足になりやすいため、青汁を飲むことで栄養を補うことができます。
また、ビタミン剤やサプリメントも持参して、日常の健康管理に役立てましょう。
現地での食事に慣れるまでの間、日本から持参した健康補助食品を活用することで、体調を維持することができます。
クレジットカード
VISAカードを持参すると、ほとんどの場所で利用できます。
スキミング被害に注意し、信頼できる場所でのみ使用するようにしましょう。
現地でのクレジットカード利用に不安がある場合は、プリペイドカードやデビットカードも検討してみてください。
また、クレジットカードの利用明細を定期的に確認し、不正利用がないかチェックすることも重要です。
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予備眼鏡
万一眼鏡が壊れた場合に備えて、予備を持参することをお勧めします。
現地での眼鏡購入は時間がかかることがあり、急に必要になった際に困ることがあります。
予備眼鏡を持参することで、緊急時にも対応できるようになります。
また、コンタクトレンズを使用している方は、予備のレンズやケア用品も忘れずに持参してください。
変換プラグ
ベトナムの電源プラグはCタイプ、日本はAタイプですので、変換プラグを複数個持参すると安心です。
少なからず日本の電化製品を持っていくことになるので、これは必須アイテムです。
AC共用で使用できるホテルも多くありましたが、1個200~300円程度ですので複数個購入されていくと安心です。
日本食材(調味料)
現地で日本食が恋しくなることもあります。
自分の好みの調味料を持参すると、現地でも日本の味を楽しむことができます。
ハノイのイオンで日本の調味料を購入することもできますが、日本国内の調味料は味が違うため、持参することをお勧めします。
また、現地で入手しにくい減塩調味料なども持参しておくと便利です。
特に味噌や醤油、出汁などの基本調味料を持参すると、現地でも和食を楽しむことができます。
自分のお気に入りの調味料があれば、 また減塩などの調味料はハノイでも手に入りにくいので、
もし減塩などの調味料をお使いの場合、持っていかれることをオススメします。
そのほかにも、レトルト食品、お茶漬けのもと、パスタソースなどは非常におすすめです。
お米、パスタは現地で購入できますが、味に関連するソース等はなかなか手に入りませんでしたので、日本から持って行かれることをオススメします。
変圧器
電化製品を使用するためには変圧器が必要です。
大容量の変圧器は現地で購入する方が安価で手に入りますが、小容量の変圧器は日本で購入しておくと便利です。
特に家電製品を多く持って行く場合は、変圧器を複数用意しておくと安心です。
また、変圧器の使用方法や注意点を確認しておくことも重要です。
ベトナムでは「LIOA」という店で売っておりましたのでそちらで購入されることをお勧めします。
大容量変圧器はベトナムで、小容量変圧器は日本で購入。
現地調達するので良いもの(日本で買わなくてよかったもの)
シャンプー、リンス、洗顔料、洗濯洗剤など
日本製のものでなければ嫌だという人がおられる場合は、日本から持っていかれることをお勧めしますが、そうでもない方はハノイで調達ができます。
ただ急場をしのぐためにトラベルセット(10日分のシャンプーなどが入ったもの)は便利かと思います。
赴任前にしておくべきこと
予防接種
会社から指示されての赴任の場合、予防接種することになるかと思いますが、個人でいかれる場合は、予防接種をお考え下さい。狂犬病は致死率ほぼ100%となります。
A型肝炎、B型肝炎、腸チフス、狂犬病、破傷風などが必要となります。
外務省のホームページで詳細をご確認ください。
外務省のホームページで詳細をご確認ください。外務省HP
歯科検診・治療
海外で歯医者に行くのも衛生水準が低いことから、あまりオススメしません。
ハノイには日本人医師もいる歯医者が2か所ほどありますが、できることなら日本で治療しておくに越したことはありません。
在留届の提出
外務省のオンライン在留届を提出しておくと、安否確認であったり、広域情報であったりをメールで連絡してくれます。
広域情報では、台風などの注意喚起やスリなどに気を付けて、はしか、風疹が流行っているので気を付けましょうなどの現地の情報を届けてくれます。
何かテロや、治安が悪くなるようなイベントごとがあった場合もありますので、3カ月以上現地に滞在する人は登録をしてください。
たびレジに登録
コロナウイルスの状況やその対策についての情報は、最新情報を正しいルートで早く得ることが重要です。
ベトナムでは、在ベトナム大使館からその情報が得られ、そのためには登録が必要です。
・在留届を提出いただいた方(メールアドレスを記入いただいた方)
・「たびレジ」に登録いただいた方外務省のHPから登録できます。
コチラのHPからご確認ください。
コチラのHPからご確認ください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/
たびレジは、海外旅行者でも登録できます。渡航前にぜひ登録ください。
まとめ
海外赴任に必要なアイテムと準備すべきことを詳しく紹介しました。
これらの情報を参考に、スムーズな海外赴任を実現してください。
渡航先での生活が快適で充実したものになるよう、しっかりと準備を整えてください。
皆様の海外赴任や旅行が成功することを願っています。
- 海外赴任で必要であったもの
- パスポートとパスポートのコピー
- 航空券 e-ticket
- 電子辞書
- 医薬品関係
- 歯ブラシ
- 日用品
- 文房具
- 本・電子書籍
- 充電池
- 名刺ホルダーなど100円均一で手に入るもの
- ゴルフグッズ一式
- Sim Free携帯電話
- Sim Free iPad (日本の家族と連絡用)
- 除湿機
- VISA取得
- 海外で使用できる銀行口座の開設
- 青汁などの野菜をとれるものやビタミン剤
- クレジットカード
- 予備眼鏡
- 変換プラグ
- 日本食材(調味料)
- 変圧器
- 現地調達するので良いもの(日本で買わなくてよかったもの)
- シャンプー、リンス、洗顔料、洗濯洗剤など
- 赴任前にしておくべきこと
- 予防接種
- 歯科検診・治療
- 在留届の提出
- たびレジに登録