ハノイで髪を切る理由
ハノイで生活をしていると、当然ながら髪を切る必要が出てきます。日本とベトナムを頻繁に行き来する人なら、そのタイミングで髪を切ればいいのですが、必ずしもそうタイミングよくいかないこともあります。そんなときは、現地で髪を切る必要があります。
ハノイのローカル床屋
ハノイには、日本人オーナーが経営する美容院や、日本人の美容師が在籍する日本人向けの床屋もあります。これらの店は、日本と同じクオリティのサービスを提供してくれます。しかし、今回はそういった日本人向けの床屋や美容院ではなく、現地のベトナム人が利用するローカルな床屋について紹介します。
ローカル床屋の仕様・設備
ハノイの街を散策していると、公園のそばなどで屋外に設置された床屋を目にすることがあります。屋根も目隠しもなく、塀に鏡が一枚かけられ、その前に椅子が置かれています。これ以上ないくらいシンプルな設備です。
髪の切り方
ローカル床屋で髪を切る流れは非常に簡単です。床屋を見つけたら、髪を切りたいと伝えて椅子に座ります。髪を切ってくれる人はベトナム人で、ほとんどの場合、英語は通じません。私も英語を話せる人に出会ったことはありませんでした。私はベトナム語を話せなかったので、「Cut Cut Cut」と言って意思を伝えました。
美容師によっては、いろいろと聞いてくることもありますが、日本人だとわかると何も言わずに切り始めることが多いです。基本的にバリカンでバリバリと切られ、あっという間にベトナム風のツーブロックに仕上がります。
価格
ハノイのローカル床屋の価格は約50,000VND、日本円で約250円です。日本の格安床屋が1,000円程度であることを考えると、その1/4の価格で散髪することができます。
日本人とベトナム人の髪型の違い
日本人が髪を切る際には、バリカンで短くすることはあまりなく、髪を残すことが多いです。しかし、ベトナムではツーブロックのような短髪が好まれます。そのため、私が散髪に行った後、ベトナム人からは「髪を切ったの？もっと短くしないの？」と聞かれることがよくありました。髪型に関する文化の違いを楽しむことができます。
おすすめのローカル床屋エリア
ホアンキエム湖周辺
ホアンキエム湖周辺には、観光地としても有名なため、多くのローカル床屋があります。このエリアは観光客も多いため、外国人に慣れている床屋も多いです。
タイホー地区
タイホー地区は、ハノイの中でも比較的高級なエリアでありながら、ローカルな雰囲気も残っています。このエリアの床屋は、他のエリアに比べて少し高級感がありますが、それでもリーズナブルです。
ハイバーチュン地区
ハイバーチュン地区は、多くの学生や若者が集まるエリアで、トレンディな床屋も多くあります。このエリアの床屋は、若者向けのスタイルを得意としているため、最新のヘアスタイルを楽しむことができます。
文化の違いを楽しむ
ヘアスタイルの違い
日本とベトナムではヘアスタイルの好みが異なります。日本ではナチュラルなスタイルが好まれる一方、ベトナムではツーブロックなどの大胆なスタイルが人気です。このような文化の違いを楽しむのも、海外生活の醍醐味の一つです。
コミュニケーションの違い
言葉が通じない中でのコミュニケーションは、最初は戸惑うこともありますが、次第に慣れていきます。ボディランゲージや簡単なフレーズを使って意思疎通を図ることで、現地の人々との交流が深まります。
ローカル体験の魅力
ローカルな床屋を利用することで、現地の文化や生活により深く触れることができます。価格も安く、気軽に利用できるため、一度試してみる価値があります。
まとめ
ハノイで髪を切る際のポイントをまとめました。ローカル床屋のシンプルさや安さ、日本人向け美容院の安心感、そして現地のヘアケア製品の選び方など、役立つ情報をお届けしました。海外生活を楽しむためには、現地の文化やサービスを理解し、適応することが大切です。ハノイでのヘアカット体験を通じて、現地の魅力を存分に味わってください。
最後までお読みいただきありがとうございました。ハノイでの生活が充実したものになることを願っています。