ベトナムは非常に若い人が多い国です。
街を歩いているとその若さに驚きます。
人口比率
65歳以上の人口比率は、日本は25.8%に対して、ベトナム6.7%です。
日本では4人に1人が65歳以上ですが、ベトナムでは10人に1人が65歳以上です。
つまり65歳以下が10人中9人というのがベトナムです。
人口増加率が-0.2%と少子化に悩みの日本と違い、ベトナムの人口増加率は1.1%です。
ベトナムの平均年齢は30.4歳です。日本は46.5歳です。
若い人があふれており、町に活気があります。
世帯所得
世帯所得は、2009と2019を比較してみました。
低所得者層と呼ばれる年収50万円以下の人が2009年では80%でしたが、2020年には40%となりました。
ミドル層と呼ばれる年収50〜350万円が20%から60%へと変わってきております。
日本のサラリーマンの平均年収が408万円です。こちらは、世帯ではなく個人所得です。
10年前までは、世帯年収50万円で生活していた人が多かったベトナムですが、徐々に豊かになってきております。
ベトナムインフレ率
ベトナムの物価は1999年〜2019の20年間で3.5倍になりました。
この昔はもっとインフレ率が高かったです。
それに比べて、日本は全く物価が変わっておりません。2%程度の上昇です。
上のグラフは、各々の国の1999年時点を100として置いておりますが、1999年の日本を100とするとこのようになります。
ベトナムは、まだ物価が安いというイメージがありますが、10年後には物価は日本と変わらない国になっているかもしれません。
今の若い人たちがこれからのベトナムを支え、経済をさらに発展させていくのかと思うと、非常に心強く見えます。
日本もいずれ追い抜かれるかもしれません。
まとめ
1.ベトナムは若く、10人に9人は65歳以下
2.平均年齢は30歳
3.世帯収入は、年間50~350万円
4.物価は、20年で3.5倍に