私の血液型は、Rh-であることから、献血を20歳ごろからよくやっておりましたわたしですが、2015年からベトナムハノイを中心に約4年間、海外単身赴任をしておりました。
海外赴任してからは、海外に滞在していたことから、献血いけずにいました。
そして帰国して約1年、献血車を見つけ、献血に行ったところ、残念ながら献血できませんでした。
そこで、その理由について調べてみました。
帰国後の献血について
通常の海外旅行者
『輸血を媒介して感染が危惧される疾患(ウイルス感染症等)によるリスクを軽減するため、海外からの帰国日(入国日)当日から4週間以内の方からの献血は、ご遠慮いただいています。』
ということで、帰国後4週間経過してから献血可能となります。
マラリア流行地を旅行したことのある方(1年間以内)
『マラリアは、ハマダラカに媒介された原虫がヒトの赤血球に寄生することで症状が現れる病気です。そのため、献血の問診時に海外滞在歴を確認させていただき、マラリア流行地を旅行したことのある方は『原則として帰国後1年間』、献血をご遠慮いただいています。』
となりますので、マラリア流行地に行かれ、且つ、滞在が1年以内であれば、帰国後1年してから献血可能となります。
マラリア流行地を旅行したことのある方(1年間以上)
『マラリア流行地に1年を越える長期滞在をしたことがある方は『帰国後3年間』、献血をご遠慮いただいています。』
とあり、マラリア流行地に行かれ、且つ、滞在が1年以上であれば、帰国後3年してから献血可能となります。
マラリア流行地
マラリア流行地は、以下のように区分されます。
そして、ベトナムは以下のように区分されています。
ベトナムハノイに短期間滞在だけであれば、Aとなりますので、帰国後4週間で献血できるようになります。
しかし、わたしは仕事の関係で、ベトナムの地方滞在も長く、B地域に当てはまり、滞在も1年以上であったことから、帰国後3年は献血ができないといことでした。
他にも国によってはBSEの影響などで献血ができないなどもあり、詳しくはこちらのホームページでご確認ください。
また、献血する際は、問診で聞かれると思いますので、渡航先、期間を正確にお伝えください。
最近、災害が多く、献血も重要になります。
献血ができるようになれば、積極的に行こうと思っています。